「ラポールと身体知」とカウンセリングの感想:濃密な意識の元、どれほど世界を感じられるか


【講座を受けた理由】
クラブからの即、合コンからの即、2人の女性から再度のアポ時に拒絶されるということが連続で起きた。

僕はとても悲しかったし情けなかった。
付き合うつもりがない中で、キープをしようとする。
それは新しい女性を得る喜びよりも、新しい女性を得る際に発生する拒絶や労力を恐れていたから僕がとった行動だ。
キープをしようとした自分の弱さ、
そしてその弱さを見透かされ拒絶された事、どちらも自分を惨めな気分にさせるには十分な理由だ。

僕はその時、根本的に自分のコミュニケーションを見つめる必要性と、質を向上させなければならないと感じた。

別にナンパが上手くなる必要はなかった。
自分が思っていたより、魅力的な男では無かった。
その事実が浮き彫りなっただけだ。
僕はセックスをした女の子に消費されていただけに過ぎない。

魅力的な男になりたい。
そこで救いを求めたのは高石さんの「ラポールと身体知」だった。

ナンパをはじめた時からブログを読んでいた高石さんはナンパ師というより、コミュニケーションの求道者。そんなイメージを彼に抱いていた。
そんな高石さんの講習なら僕が望む答えが見える気がした。

【ラポールと身体知】
会場に着く。
インターホンを押す指が震えた。

自分を見透かされ、見透かされた事を僕が感じとり惨めな気分になるのでは無いかという不安(見透かしてくれないようでは講習の意味も無いがw)
知らない場所で知らない人々、具体的な内容が一切想像のつかない講習への不安。

僕に一気に不安がよぎってきた。

ドアを開けた高石さんは、サラッととにかく薄い空気感で僕を中へ促した。

会場は、清潔感・気分が敏感になるような肌寒さ・目が慣れるくらいの薄暗い照明が印象的だった。

講習が始まる前に、せっかくだからと腕を振る運動を勧められた。
これが僕にとって重要になるとはその時思わなかった。

何かを考えていると、それを見透かされそうで、僕はなるべく無心に腕を振っていたと思う。

最終的には20分近く腕を振っていたような気がする。
不思議と腕を振っていると心が無心になっていくような気がして、気付いたら不安や緊張がなくなっていた。

その後、高石さんから指導頂くボディワークを織り交ぜ、トランス状態に入ることを目的としている事を知った。

実際僕がトランス状態に入っていたかは自分では半信半疑だったが、今までどれだけ肩に力が入っていたのかが自覚出来た。
それが自覚出来るほど、肩の力が抜けていくのを感じた。
また指先など元来、感覚が高い場所はより繊細に感覚を掴める印象を受けた。

その後、流れとしてはトランス状態を維持しながら生徒同士でラポールはどのように生まれるかを実験していく。

正直これはかなり難しかった。
僕の身体は最初のように固く力が入っていき、感じることよりも考えることが先行していたと思う。

高石さんが伝えたいことは理解出来るのだが、僕がそれに入り込めていけないような気がした。

これはセンスによる気がする。

自転車を乗ることや、泳ぎをすること、逆上がりが出来るようになること。
幼い頃の感覚で言えばそんなイメージに近いかもしれない。
訓練をすれば殆どの人が出来るようになるのだろうが、すぐに出来る人と努力が必要な人もいると思う。
ただし、一度感覚を掴めばある程度は再現性もあるように感じる。

その後講習が終わり、僕は若干混乱していた。

講習で伝えて頂いたことの中で、自分の中に確実に吸収出来た要素が少な過ぎて、今回の講習が果たして自分にとって価値があったのか判断しかねてしまっていた。

僕のキャパを大きく超えた講習であったように帰りの電車内で感じた。

家に戻り、せっかく覚えた数少ない内容のボディワークを行った。
これに関しては、自分でもビックリするぐらい再現性が高く、身体の力を抜いていく事が出来た。

身体の力を抜くと、身体の力が抜けていくのを感じることが出来た。
そう自分の身体について感じることを僕はマスターしたようだ。

不思議と身体について感じられる時は感情が澄んでいるように感じる。

これがトランス状態というのかは分からないが。

【カウンセリングを受けた理由】

「ラポールと身体知」の講習後、毎晩ボディワークを続けていた。

別にボディワークを続けて、魅力的になってきた訳では無いが、このボディワークは思わぬ副産物を生み出した。

僕は慢性的な肩コリに悩まされていた。
肩コリからの頭痛や目眩なども珍しくない。

それがボディワークを毎晩続けた事によりだいぶ緩和されたのだ。
身体の力を抜くことを覚えただけでここまで良くなるとは想像もつかなかった。

僕はコミュニケーションの質を向上させて魅力的な男になる為には自分の感情のコントロールが最優先だと考えていた。

生活の中で力んでしまって身体が固くなっている状態から、力を抜く術を覚えたことは自分のコントロールの第一歩を踏み出したように実感した。

また身体の状態を変化させることは感情を変化させることに直結していることも講習で学んだ。

僕はそれを更に深めたくなり高石さんにカウンセリングという形で依頼した。

【カウンセリング】
高石さんとハチ公前で待ち合わせをした。

以前より弱まったものの、緊張感が高まってくる。
僕は頭の中で腕を振るイメージを描き続けていた。

歩きながら今回のカウンセリングの目的について話していると、カウンセリングの前に身体を動かしてみるといい言われた。

宮下公園でボディワークをはじめる。
今回学んだボディワークは以前のものより高度に感じた。

より強く身体を感じることが出来き、
より高い集中がなければ型として成り立たない。

僕がボディワークに苦戦をしていると、集中が大切だとアドバイスを頂いた。

まさにそのアドバイスが全てであった。
僕は生活の中で、ここまで濃密な意識を保ち続ける習慣を持ち合わせていない。

高石さんと僕とでは、自分の身体や自分の身体が感じるものに対しての意識の濃度が圧倒的に違うのを実感した。

求道者というよりは最早、仙人のようだとも思う。

このボディワークは難しいが良いトレーニングになる確信を僕を得た。
後はそれを自分でどれだけ鍛錬出来るかが鍵だ。

ボディワークを終え、カウンセリングがスタートする。

僕の心の底に問い掛けを行い、本来持っている、僕が気付いていない僕の答えを気付かせてくれるカウンセリング。

僕の答えが正しいか間違っているかは、きっとそこまで重要で無いのだろう。

いや重要かどうかよりも、それを受け止められる器が高石さんにあるだけなのかもしれない。

カウンセラーは大変な仕事だ。

コミュニケーションについてのアドバイスに入る。
ここからが圧倒的であった。

僕は魅力的な男になりたいと願い、
自分の感情をコントロールして、コミュニケーションの質を高めたいと考えていた。

率直な言われ方はしなかったが、高石さんはそれを諭した。
様々な状況を僕に思い浮かばせ、それについての僕のイメージを答えさせる。
それを繰り返すうちに僕は気付いた。

本当にコミュニケーションの質を高める為には、自分の感情をコントロールして、小手先の技術を安定的に発揮していくことは大きな意味を持たない。

それよりも僕に足りない事は、濃密な意識だ。
コミュニケーションは人に何かを伝え、何かを受け止めるという事だ。
濃密な意識の元、自分や他者、世界を感じている人が伝える事のクオリティ。
受け止められるキャパシティ。

それと比較した場合、上辺のテクニックが安定的に発揮出来たとしても、どちらのコミュニケーションが質が高いかは明白だ。

この濃密な意識の元、どれほど世界を感じられるかが、人間としての魅力に大きく関わってくるかを痛感した。

僕はこれからどれだけ集中して、自分の身体と世界を感じていけるかを鍛錬していかなければならない。

それが僕の求めていた答えだ。

「ラポールと身体知」とカウンセリングの感想:濃密な意識の元、どれほど世界を感じられるか」への2件のフィードバック

  1. まさみ

    自分の体験、感情を言葉にして伝えるということは、
    とても体力と勇気のいることだと思います。

    大事に読ませていただきました。
    ありがとうございます。

    返信

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