平均化訓練のエクササイズについて


毎日腕を上げたり、下げたりしている。気分に合わせて、重いものを持ったり、何も持たなかったりする。
ゆっくり動かすと、無理をして動かしている部分がわかる。その部分の力は抜いて、できるだけ無理せずに動くように心がける。
少し重いものを持って手を上げ下げするエクササイズとして、講座でも紹介しているものである。
しばらく上げ下げしていると、徐々に体も柔らかくなる。
それから、片脚を持ち上げたり、しゃがんだりもしてみる。
脚の動きまで入れると、無理をしている部分がさらに見えてくる。

特に、執筆、カウンセリング、講座の前後は必ずやる。
終わったあとにやると、そのときの自分の頑なさが見えてくる。

手放さないで先に進もうとする人が苦手だった。
そして、手放せずに先に進めないことを認められなかった。

必死に考えを訴える姿は、手放さないことを表現している。
しかし、訴えも過ぎたときには、もう破裂寸前の風船みたいになっている。
その風船はどこをどう触れても破裂してしまうだろう。

そのときにふと自分を省みること。
自分はこんなに必死で、こんなに守っていたということがわかったとき、身動きのとれない状況だったところからすんなりと動けるようになる。

成功すれば高揚感。失敗すれば焦燥感。そして、焦燥感を打ち消すための改善や新たな行動。
これらの繰り返しをする以上、成功しても、失敗しても、同じ円の中に自分を閉じ込めることになる。

円の中から抜け出したい。
それは、自分のしていることを単純に否定することではない。
気持ちを落ち着けて、成功したときの思い上がり、失敗したときの惨めさの中に分け入っていく。
そうすると、自分がどこを固めたまま動いていたのかが見えてくる。
そして、自分がどんな円に閉じ込められていたのかが見出される。

平均化訓練のエクササイズについて」への1件のフィードバック

  1. まさみ

    わたしは今どのような円の中にいるのかまだわかりません。
    わかりませんが、高石さんのお言葉はわたしを後ろからひっぱってくれる感じがします。

    いつもありがとうございます。

    返信

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